チャーリー横山の「神仙道宝塚」、無為自然の道(タオ)を歩んでください。

無為自然の道(タオ)「神仙道宝塚」
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人丹法

人丹法とは交接法とも呼ばれ、自分以外の人から陽気を栽接するもので、その技法は房中術と呼ばれています。 清浄派である「北派、中派」などではこの人丹法は用いず天丹法と地丹法だけで体内の内分泌を変化させ仙人を目指すわけですが、男性の場合は自分で陽気を作り出すことができず、陽気を発生させるまでに10年以上もかかる場合があります。そこで栽接派である「南派、東派、西派、三峯派、三豊派、青城派などでは、天丹法と地丹法のほかに人丹法を取り入れて陽気を発生させるまでの時間を短縮しました。 ただ古代の交接法はもっぱら男性が一方的に女性から陽気を奪う単修功(女採陽補陰)でしたが、これは道徳的に問題があるとして男女がそれぞれ気を補う男女双修功(女採陽補陰・男採陰補陽)へと変化していきました。 パートナーのいらっしゃる方は是非この人丹法(房中術)を実践してみてください。きっと心も体も若返り、病をお持ちの方は治病し、生き生きとして毎日を過ごすことができるでしょう。

天地陰陽交歓大楽賦
天地陰陽交歓大楽賦

中国の宇宙観を表す『易経』の繋辞上伝には「易に太極あり。太極から両儀が生じた」とあり、宇宙の根源である太極から両儀(陰陽)が生じたとしています。「易」という漢字は日(陽)と月(陰)を組み合わせた会意文字で、昼と夜の移り変わり、変化を表すとともに陰陽も象徴しています。陰陽は陰あっての陽、陽あっての陰、一対であり両儀(連れ合い)で切り離すことができないとされています。繋辞下伝には、「男女(陰陽)の精が一つになって万物が生まれ出る」と書かれており、万物の生成論「天地陰陽交合の道」を説いています。すなわち男女の交わりなしでは万物が生まれ出ることはなく、男女交接の大切さが説かれています。

天地陰陽交歓大楽賦とは中唐期の好色文学で中唐の詩人として知られる白行簡(776〜826年、白楽天の弟)の名を冠した書物です。 この写本が1908年に敦煌莫高窟の蔵経洞で発見されましたたが、美辞をつらねた高度の韻文である「賦」の形式を藉りて「陰陽交歓」の「大楽」をあからさまにうたいあげて、罕見の文字や俗語を多用し、女性の絶頂時の姿が見事に描かれています。


女、乃ち、色変じ、
声願す叙垂れて、髪乱れ、
慢眼にして横波し覧に入る流は低くして、
半月、肩に臨む



では天地陰陽交歓大楽賦の一部の文章を抜粋してご紹介しましょう。

そもそも生命なるものは人間の本源をなすものであり、嗜好なるものは人間に利益となるものである。 この本源の生命に利益となりうるむので、衣食に勝るものはなく、すでに衣食が足りたならば、歓楽を遠ざけることはなく、夫婦の道である房中術を詳しく究めて、男女の愛情を交わすのである・・・

そもそも天地創造のはじめに、山川草木が派生し、森羅万象が出現した。天地の交接は、天と地を調え治めるのであり、男女の交接は、陰陽の道理に従うのである。故に孔子は、婚姻がとてもよいことであると称えたのであり、詩人は、一度に多数の子を産むキリギリスの詩「しゅう斯」の篇を作ったのである。 これは、人間の根本を見失うことなく、尋ね究めたからにほかならない。 つまるところ、男女の愛情は、容貌の美醜といったものに惹かれて生まれ、この愛情によって礼儀が成り立つのであるが、容姿に心を奪われるがゆえに、騙したり、悪巧みしたりして、限りなくあらゆることが起こるのである・・・

素女経
素女経

素女経とは中国最古の性書とされていて、古代中国の伝説の帝王である黄帝と、性愛と養生を司る道教の神女である玄女とのやりとりで「玄素の道(陰陽道)」に基づき、不老長生のための男女交媾の房中術(交接法)を教えています。

七損

七損では交接における体調不良の症状と原因、そしてそれらの症状を癒す方法が書かれています。

1. 絶気(ぜっき)
気が進まないに無理をして交接することで汗が出て元気がなくなり心熱が出て目がもうろうしてしまう症状で、女性を仰向けに真っ直ぐ寝させ、男性は女性の両股を担ぎ深く挿し入れます。そこで女性が体を揺すって女性が気持ち良くなったら止めます。男性は漏らしてはいけません。これを1日9回、10日行えば癒えます。

2. 溢精(いつせい)
欲望が燃え盛り気ばかり早って男女の和気に至らないままに交接すると途中で漏らしてしまいます。また、酒に酔って行えば呼吸が喘ぎ、気が乱れ、肺を痛め、人によっては、激しく咳きこみ、のぼせ、消渇をきたし、長期にわたり不能症状が続きます。 この場合、女性を仰向けに寝させて両膝を屈め男を腿で挟ませます。男性は一寸半ほど入れただけでそのまま動きません。その体勢で女性が腰を動かし愛液が出たら止めます。男性は漏らしてはいけません。これを1日9回、10日行えば癒えます。

3. 奪脈(だつみゃく)
充分に硬くならないうちに無理して交接すると途中で漏らし気が尽きてしまいます。また、食後直ぐに交接すると脾臓を痛め、消化不良をおこし硬くならなかったり無精になってしまいます。 このような場合は、女性を仰向けに寝させて股を開き男性を向かえ、男性のお尻に足を引っ掛けさせます。男性は手をついて交接し、女性には腰を使わせて愛液が出たら止めます。男性は漏らしてはならず、これを1日9回、10日行えば癒えます。

4. 気泄(きせつ)
疲れて汗が出たのに汗が引く前に交接すると腹が熱くなったり、唇が乾燥してカラカラになります。 このような場合は、男性は仰向けに真っ直ぐになり、女性は男の足の方を向き跨がり、手を付いて浅く挿し入れて自ら腰を使い愛液が出たら止めます。男性は漏らしてはならず、これを1日9回、10日行えば癒えます。

5. 機関厥称(きかんけつしょう)
トイレで用を足したばかりで体が落ち着かない内に無理に交接すると肝臓を痛めます。また、突然に襲いかかる様に交接すると男女の遅速がかみあわず筋骨を疲労させ、目がかすみ癰(よう)と疽(そう)と言った悪性の腫れものを併発し、血行が悪くなり半身不随から不能になります。 このような場合は、男性は仰向けに寝て、女性は前向き跨がって椅子に座る様に腰をおろし、静かに挿し入れ自ら腰を使い愛液が出たら止めます。男性は漏らしてはならず、これを1日9回、10日行えば癒えます。

6. 百閉(ひゃくへい)
多くの女性と床を同じくし、節度なく何度も漏らせば、おしまいには精気が尽き頑張っても漏らすことができなくなります。こうなるともろもろの病になり、消渇から目がかすみます。 このような場合は、男性は仰向けに寝て、女性は前向きに跨がり、体を前に倒し手足を布団に着く姿勢を取ります。女性に挿し入れてもらい体を揺すってもらい、愛液が出たら止めます。男性は漏らしてはならず、これを1日9回、10日行えば癒えます。

7. 血竭(けつけつ)
力仕事や走るなどして汗をかいた時に交接をし、終わった後にうつ伏せに寝て、再び深く根本まで挿し入れると重い病を発病するか、漏らす時に血が渇き気が枯れ、皮膚病になり精液は血に変わります。 このような場合は、女性を仰向けに寝かせ、腰を持ち挙げて両股を伸ばして拡げます。男性はその間にひざまずいて深く挿し入れます。女性に体を揺すってもらい、愛液が出たら止めます。男性は漏らしてはならず、これを1日9回、10日行えば癒えます。

八益

八益では男性の気力を増進させ、数々の婦人病を癒す方法が書かれています

1. 固精(こせい)
固精とは性を閉ざすという意味で、男性の排尿回数過多や夢精、女性の月経過多に効果があるといわれています。 女性を横向きに寝かせ、足を開かせます。男性は女性の正面に寄り添うかたちをとります。この体位で2×9の18回抽送します。日に2回15日間続けると良いといわれています。

2. 安気(あんき)
安気とは気が休まるという意味で、女性の冷え性に効果があるといわれていいます。 女性は枕を高くして、仰向けになり、足を開きます。男性は女性の太ももの間に両膝をつきます。3×9の抽送は27回。日に3回15日間続けると良いといわれています。

3. 利臓(りぞう)
利臓は内臓を強くするという意味で、女性の骨盤周りの冷えを取り、男性をリラックスさせる効果があるといわれています。 女性は後ろ向きに両膝を曲げ、丸くなる。男性はその後ろから体を合わせます。抽送は4×9の36回。日に4回20日間続けると良いといわれています。

4. 強骨(きょうこつ)
強骨は男性の骨を強くするという意味で、女性の月経過少に効果があり、男性は関節が柔らかくなるといわれています。 女性を横向きに寝かせ、左ひざを曲げ、右足をのばす。男性は女性の上にうつぶせになります。抽送は5×9の45回。日に5回10日間続けると良いといわれています。

5. 調脈(ちょうみゃく)
調脈は体調不良時の脈を整えるという意味で、膣けいれんに効果があるといわれています。 女性は横向きに寝かせ、右ひざを曲げ、左足を伸ばす。男性は女性の上にうつぶせになります。抽送は6×9の54回。日に6回20日間続けと良いといわれています。

6. 蓄血(ちくけつ)
蓄血は血を蓄えるという意味で、月経不順が直るといわれています。 男性は仰向けに寝ます。女性は上に乗ってひざまづきます。抽送は7×9の63回。日に7回10日間続けると良いといわれています。

7. 益液(えきえき)
益液は髄液が増える、という意味で精液を増やすといわれています。 女性はうつぶせになり腰を持ちあげます。男性は上から覆いかぶさります。抽送は8×9の72回。日数は不明です。

8. 道体(どうたい)
道体は骨を丈夫にするという意味で女性器臭をやわらげ、男性の骨を強くするといわれています。 女性は仰向けになり、ひざを折り曲げます。男性は女性を抱き寄せ、足で腰を挟みます。抽送は9×9の81回。日に9回9日間続けと良いといわれています。

九法

九法では動物のしぐさから名づけられた九つの体位「龍翻、虎歩、猿搏、蝉附、亀騰、鳳翔、兎吮毫、魚接鱗、鶴交頸」により女性を歓ばせながら、その精気を吸収して中医学で七傷と呼ばれる「怒・喜・思・憂・悲・恐・驚」の7つの情緒変化による病を除いたり、諸病を追い払う強健法が書かれています。
九法

1. 龍翻(転回する龍)
女性は仰向けになり男性はその上に伏します。女性は下半身を浮かせて女陰をあげ、陰茎を受け入れます。男性は緩急に動揺し、8回浅く入れ、 2回は深く突きます。これをくりかえせば、女性はたちまち大きな喜びをうることができます。

2. 虎歩(虎の歩み)
女性はうつぶせにして尻を高く掲げます。男性そのうしろにひざまずき、陰茎を女陰におさめて女性の腹を抱きます。できるだけ密着させ、すばやく進退をくり返すと、女性は悦び、愛液溢れます。

3. 猿博(猿の攻撃)
女性仰向けに寝かせ、男性は女の両脚をかかえて膝を前へ折り曲げ、女性の尻を高くあげて陰茎を妻子入れます。女性はたちまち動揺し、愛液が雨のごとく溢れます。

4. 蝉附(とまっている蝉)
女性はうつぶせになり、男性はその上に伏して、陰茎を深く挿し入れます。女性の尻を少し持ち上げ、陰核を愛撫すると、女はもだえて愛液を溢れさせます。

5. 亀騰(のぼる亀)
女性は仰向けになって、両脚を曲げます。男性はその膝を押し、さらに胸まで曲げ、陰茎を深く挿し入れます。陰核を深く浅く愛撫すれば、女性はたちまち悦び、自ら腰を揺らして愛液を溢れさせます。さらに深く突くと、女性は快感をきわめます。

6. 鳳翔(はばたく鳳凰)
女性は仰向けになって両脚をあげます。男性はその脚の間にひざまずき、深く陰茎を挿し入れます。女性は堅くて熱いものを感じて自然に動揺し、女陰が開いて愛液が溢れます。

7. 兎吮毫(毛をなめる兎)
男性は仰向けに寝て両脚をのばし、女性は背を向けて男の上にまたがります。陰茎を女陰におさめ、刺激を与えます。女性は快感を覚え愛液が泉のごとく流出します。

8. 魚接鱗(鱗を重ねる)
男性が仰向けになり、女性はそのうえにまたがって、両脚を前にのばします。女性は少しずつ女陰を陰茎に近づけ、静かに陰茎をおさめます。浅く入れたまま女性は赤子に乳を含ませるがごとく静かに揺らします。

9. 鶴交頚(首を絡める鶴たち)
男性はあぐらをかき、女性はそのうえにまたがります。女性は男性の首を抱きながら、自分で陰茎を女陰におさめます。男性が女性の腰を抱き、女性が動揺するのを助けると、女性は快感を高め、愛液を溢れさせます。

五徴

五徴とは女性の生理的反応を五つの兆候に区別したもので、それぞれの兆候に対する対応方法が述べられています。

1. 顔が火照ったら、ゆっくりあてがいます。

2. 乳首が堅くなり、鼻に汗が滲んだら、ゆっくりと挿し入れます。

3. 喉が渇いて唾を飲み込むようになったら、ゆっくり出し入れを始めます。

4. 愛液が出てきたら、徐々に深く挿し入れます。

5. 愛液が外に流れてきたら、徐々に抜きます。


十動

十動とは女性の動作や姿態を十段階に分けたもので、それぞれの動作、姿態で何を欲しているかを知る方法が述べられています。

1. 抱きついてくるのは体を寄せて股をくっつけたいからです。

2. 腿を張るのは、上の方をこすりつけたいからです。

3. 腹を張るのは、液をもらしたいからです。

4. 尻を動かすのは、良くなってきたからです。

5. 足を上げて絡み付けるのは、深く入れたいからです。

6. 股をすぼめるのは、中がムズムズしてたまらないからです。

7. 腰を横に振るのは、左右をきつくついて欲しいからです。

8. 身体を浮かすのは、良くてたまらないからです。

9. 身体を伸ばすのは、頭から足まで快感が走るからです。

10. 愛液でツルツル滑るほど濡れてきたら、精をもらしたのです。

玉房秘訣
玉房秘訣

玉房秘決では陰萎などを治す中薬(漢方)の方剤(処方)が書かれています。

陰萎不起

男性の陰茎が萎えて硬くならず交接不能な状態は陽気が少なく腎の源が微弱になっているためです。 以下の中薬(生薬)を粉砕して篩いにかけ、空腹時に一寸大の匙一杯を酒で飲む、一日三回服用すれば無敵六十日飲み続ければ四十人の女性と交わることができます。 糖蜜と混ぜて梧桐の種子ほどの丸薬にしても構いません。 初めは五日か九日の間規定通りに用い、そのさきは必要に応じて服用します。

肉従蓉(二分)
五味子(二分)
蛇床子(四分)
兎絲子(四分)
枳実(四分)

治初交傷

女性が初めての交接で傷つき、その痛みが止まず日ごとに増していく症状を治す処方です。 以下の中薬(生薬)を一升の水で三度沸騰させ一度に服用します

甘草(二分)
白芍薬(二分)
生姜(三分)
桂心(一分)

治乱交傷

夫人が夫の度が過ぎた交接で傷つき、陰腫(腫れもの)を患い疼き痛むものを治す処方です。 これらを酒一斗で煮て、三度沸騰させ一升を服用します。 酒の代わりに水で煮ても構いません。 汗が出ても風にあたってはいけません。

桑根白皮(半升)
乾姜(一両)
桂心(一両)
棗(三十粒)


洞玄子
洞玄子

洞玄子には主要な体位は三十種が記されていおり、些細な差異はあってもこの各種の形状動作は基本的に同じであるとしています。

1. 叙綢繆(親和)

2. 申けん綣(固い結びつき)

3. 曝鰓魚(むき出しのえら)

4. 麒麟角(一角獣の角)
この四種の基本姿勢のあとに、色々遊戯的な形が続く

5. 蚕纏綿(繭糸を巻きとる)
女仰臥し、両手を上に向けて男の頸を抱き、両脚もて男の背上に交え、男は両手もて女の項を抱き、女の股間に跪き、即ち玉茎を内(いれ)る

6. 龍宛転(わだかまる龍)
女仰臥して両脚を屈し、男は女を股内に跪き、左手もて女の両脚を推し、前に向かいて乳を過ぎしめ、右手に玉茎を把り玉門中に内る

7. 魚比目(双眼の魚)
男女倶に臥し、女一脚もて男上に置き、面あい向かい、口を?(す)い舌を?(ふくむ)い、男は両脚を展べ、手もて女の上脚を擔(かつ)ぎ、玉茎を進む

8. 燕同心(番いの燕)
女をして仰臥し其足を展べしめ、男は女に騎し、肚(はら)上に伏して両手もて女の頸を抱く女は両手に男の腰を抱き、玉茎を以て丹穴中に内る

9. 翡翠交(かわせみの交わり)
女をして仰臥拳足せしめ、男は胡跪し脚を開きて女の股中に坐し、両手もて女の腰を抱き、玉茎を琴絃中に進む

10. 鴛鴦合(おしどりたち)
女をして側臥し、両脚を拳して男の股上に安んぜしめ、男は女の背後より女の下脚の上に騎し、一膝を豎てて女の上股に置き、玉茎を内る

11. 空翻蝶(ひらひら舞う蝶)
男仰臥し両足を展べ、女は男上に坐して正面し、両脚床に據(よ)り、乃ち手もて助けて力と為り、陽鋒を玉門之中に進む

12. 背飛鳬(逆さに飛ぶかも)
男仰臥し両脚を展べ、女は背面して男上に坐し、女足床に據り、低頭して男を抱き、玉茎を丹穴中に内る

13. 偃蓋松(枝を低くはわせる松)
女をして脚を交わし向上せしめ、男は両手もて女の腰を抱き、女は両手もて男の頸を抱き、玉茎を玉門中に内る

14. 臨壇竹(壇に近い竹)
男女倶にあい向いて立ち、口を?いてあい抱き、陽鋒を以て深く丹穴に投じ、陽臺の中に没するに至る

15. 鸞双舞(雌の鳳凰二羽の舞)
男女は一仰一覆、仰は拳脚、覆は上に騎して両陰あい向う、男箕座し、玉物を著して上下を攻撃す

16. 鳳将雛(鳳凰が雛を抱く)
婦人肥大、一小男を用いて共に交接すれば、大いに俊なり

17. 海おう翔(飛ぶカモメ)
男床辺に臨み、女の脚をフ(ささげ)ち以て挙げしめ、男玉茎を以て子宮之中に入る

18. 野馬躍(はねる野馬)
女をして仰臥せしめ、男、女の両脚をフちて右肩上に登らせ、深く玉茎を玉門之中に内る

19. 驥騁足(駆ける駿馬)
女をして仰臥せしめ、男蹲(うずくま)り左手もて女の項を捧げ、右手もて女の脚をフち、即ち玉茎を以て子宮中に入る

20. 馬揺蹄(あがく馬)
女をして仰臥せしめ、男、女の一脚をフ(ささげ)ちて肩上に置き、一脚は自ら之をフじて、深く玉茎を丹穴中に入る、大興哉

21. 白虎騰(跳ぶ白虎)
女をして伏面し跪膝せしめ、男は女の後ろに跪き、両手に女の腰を抱き、玉茎を子宮中に内る

22. 玄蝉附(木にとまる黒い蝉)
女をして伏臥し展足せしめ、男股内に居り其足を屈し、両手に女の項を抱きて、後ろより玉茎を玉門中に入る

23. 山羊対樹(木に向かう山羊)
男箕座し、女をして背面して男上に座せしめ、女自ら低頭し視て玉茎を内れ、男急に女の腰を抱き慘勒する也

24. こん鶏臨場(しゃも)
男胡蹲して床上に座し、一少女をして當に玉茎を抱きて女の玉門に内るべく、一女後ろにて女の衿裾を牽き、其足を快ならしめば、大興哉

25. 丹穴鳳遊(丹穴に戯れる鳳凰)
女をして仰臥し、両手もて自ら其脚を拳ませ、男、女の後ろに跪き、両手もて床に拠(よ)り、以て玉茎を丹穴に内る、甚だ俊

26. 玄溟鵬?(海原高く飛ぶ鵬)
女をして仰臥せしめ、男、女の両脚を取って左右脯(ほじし)上に置き、手もて下に向かい女の腰を抱き、以て玉茎を内る

27. 吟猿抱樹(樹にすがって鳴く猿)
男箕座し、女、男の膝上に騎り、両手もて男を抱く、男一手もて女の尻を扶けて玉茎を内れ、一手は床に據(よ)る

28. 猫鼠同穴(一つ穴の猫と鼠)
男仰臥し以て展足し、女は男上に伏して深く玉茎を内る、又男女の背上に伏し、玉茎をもって玉門中を攻撃す

29. 三春驢(春三月の驢馬)
女は両手両脚倶に床に據(よ)り、男其後に立ち、両手もて女の腰を抱き、即ち玉茎を玉門中に内る、甚だ大俊也

30. 秋狗(秋九日の犬)
男女相背き、以て両手両脚倶に床に據(よ)り、両尻をくっつけ、男即ち低頭、一手もて玉物を推し、玉門の中に内る




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