癌と闘う人のための「郭林気功」宝塚、あなたの力になりましょう・・・

癌と闘う人のための「郭林気功宝塚」
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自然呼吸慢歩行功
自然呼吸慢歩行功について!

自然呼吸慢歩行功は、慢性病の予防、高血圧、心臓病、胃腸病、糖尿病、脳血圧の治療に効果があります。この功法は意念導引が重要で、入静するために眼を閉じて練功するのが特徴です。
自然呼吸慢歩行功<


予備功!

自然呼吸慢歩行功予備功は、中度風呼吸法自然行功予備功と同様のメニューに4方向8回の昇降開合を加えて行います。

■松静站立
中度風呼吸法自然行功松静站立と同様の手順を行います。
松静站立
松静站立(正面)
身体全体をリラックスして立ちます
松静站立
松静站立(側面)
高い椅子にちょこんと腰掛けたような感じです


■中丹田三個気呼吸
中度風呼吸法自然行功中丹田三個気呼吸と同様の手順を行いますが、自然呼吸慢歩行功では病状に関係なく「先に吸ってから吐く」補法の気呼吸法を行います。 男性は右手を上に、女性は左手を上に置きますが、癌患者の病気の場所により、手の置く場所も同じように異なります。
中丹田三個気呼吸
中丹田三個気呼吸
男性は右手が上になります
中丹田三個気呼吸
中丹田三個気呼吸
女性は左手が上になります

中丹田三個気呼吸
中丹田三個気呼吸
両手を腎盂穴に置いた例です
中丹田三個気呼吸
中丹田三個気呼吸
両手を帯脈に置いた例です


■中丹田三開合
中度風呼吸法自然行功中丹田三開合と同様の手順を行います。
中丹田三開合
中丹田三開合
開ききったら手を翻して掌心を向き合わせます
中丹田三開合
中丹田三開合
両手をゆっくりと中丹田前に揃えます


■昇降開合
4方向8回の昇降開合を行います。 昇降開合のやり方については昇降開合松静功のページを参照してください。
昇降開合の準備
昇降開合の準備
ゆっくり手を開いて足を平にし、後足を調整して斜めの「丁」の字の形にします

昇式
昇式
前足に体重を載せて両手を挙げていきます
昇式
昇式
「だん中穴」前で指先を合わせます

上丹田開合
上丹田開合(1)
後足に体重が移動します
上丹田開合
上丹田開合(2)
前足が「虚」で後足が「実」に変ります

中丹田開合
中丹田開合(1)
後足に体重を移動しながら手を降ろします
中丹田開合
中丹田開合(2)
前足が「虚」で後足が「実」に変ります

下丹田開合
中丹田開合(3)
後足に体重を移動しながら手を降ろします
下丹田開合
中丹田開合(4)
前足が「虚」で後足が「実」に変ります

下丹田開合
中丹田開合(5)
後足に体重を移動しながら両手を開きます
下丹田開合
中丹田開合(6)
前足に体重を移動しながら両手を合わせます

戻る
戻る(1)
後足に体重を移動しながら両手を降ろします
戻る
戻る(2)
しばらくしてから両手を両股傍に置きます

方向転換
方向転換
方向転換は後ろ足に体重を載せて、前足の踵を基点に90度回します


本功!

自然呼吸により、1分間に2歩または3歩の足取りで40分〜60分歩きます。
左足のつま先を右足の傍一拳の所に置きます(点脚起歩)。 次に、左足を少し前に踏み出して踵を地面に着けます。 しばらくその状態を保った後、左足の裏を平らにします。 そして重心をゆっくり前足に移し、同時に頭を回して腰を捻ります。その回転角度は120度より多くします。 次に後足の踵をゆっくり上げて、両手の導引を丹田に戻します。 しばらくその状態を保ってから、「頭と腰」を体の正面に戻します。 そして、しばらくその状態を保ってから、次の右足を踏み出します。
自然呼吸慢歩行功
自然呼吸慢歩行功(1)
左足のつま先を右足の傍一拳の所に置きます
これを点脚起歩といいます
自然呼吸慢歩行功
自然呼吸慢歩行功(2)
平常の半歩ぐらい前に出します
つま先を立て、踵からの着地に注意しましょう

自然呼吸慢歩行功
自然呼吸慢歩行功(3)
重心を前足に移し「頭と腰」120度捻ります
自然呼吸慢歩行功
自然呼吸慢歩行功(4)
「頭と腰」を体の正面に戻します


収功!

自然呼吸慢歩行功収功は、大収功(復式収功法)を行います。

大収功は気功治療と保健を発揮するために練功中に出来た内気を導引して、元に戻す功法です。そのルートは経脈の内気を任脈気海穴(中丹田)に集めて、内気が気海穴を経て、任脈に入り、任脈と督脈から成っている循環軌道に入り、それぞれ元の処に戻ります。収功全過程に意念活動をずっと中丹田に集中します。

練功は畑仕事です。「イメージを選ぶのは種を選ぶように、意念を守るのは種蒔きと耕作のように、収功は収穫した稲を倉庫に入れるような仕事です。」気を抜いて収功をする、或いは簡単に終わらせるのは元気丹田に帰さないのです。元気の損失と気血の滞りをもたらします。ですから収功はとても重要で時間もかかります。1時間の練功ならば、予備功:5〜10分、功法:30〜45分、収功:10〜15分の時間割です。

■意念の転換
意念の転換は慢歩行功の意念活動に選んだ「テーマ」を手放して、意念活動を中丹田に転換します。その「テーマ」丹田に持ち込まないで、内気だけを丹田に戻します。

■昇降開合
正面でしゃがみこまない昇降開合を3回行います。 昇降開合のやり方については昇降開合松静功のページを参照してください。
昇式
昇式
前足に体重を載せて両手を挙げていきます
昇式
昇式
「だん中穴」前で指先を合わせます

■揉球
意念を丹田に安定させるために、「揉球」の動作をやります。脚を前へ一歩踏み出し、両掌心が向き合って、中丹田20センチの処に置いてボールを揉みます。意念では25センチぐらいの気球を揉みます。変形されないように力入れないで、飛ばさないように力を少し入れて、身体をリラックスして、特に腕、腰、膝を緩めてそのボールを揉みます。揉むときに絶えず「虚実転換」の動作で重心を前後に移動して行います。 ちょうど機関車の車輪が回るような感じです。
まず、はじめに重心を前足に移動しながら身体の正面で順方向の回転でしばらく(6回ぐらい)揉みます。 次に重心を後足に移動しながら逆回転でしばらく揉みます。 この前後の「揉球」を3セット行います。 次に左側に身体を回転させながら順回転でしばらく揉みます。 次は右側に身体を回転させながら逆回転でしばらく揉みます。 この左右の「揉球」を3セット行います。 最後に正面に戻り、逆方向の回転のままでしばらく揉みます。
順序は「正面(3回)->左側->右側->左側->右側->左側->右側->正面」となります。
揉球
揉球
前20センチの処にボールを置いて揉みます
揉球
揉球
腕、腰、膝を緩めてそのボールを揉みます

■放球
意念活動をさらに中丹田に安定させるために「放球」の動作を行います。
中丹田前で揉球の両手心を上向きに変えて、球を上へ持ち上げるようにして、徐々に中丹田から上へ少し持ち上げます。これが1回目の放球です。両手を徐々にだん中穴前に挙げ、身体を上げながら重心を前に少し移動して、両手をもうちょっと上へ持ち上げます。これが2回目の放球です。3回目の放球は両手を印堂穴前にあげ、身体を少し前へ移し、重心を前脚に移動します。この時はその球をすでに手から放しています。「3回放球」をしてから、両手を立てて掌心を向き合わせ、後足を前脚と平行して立ち、重心を両脚の間に置き、両手を印堂穴からゆっくりと中丹田前に落とします。
放球
放球
球を上へ持ち上げます

■揉腹
両手を重ねて軽くて中丹田(気海穴)に置きます。男性は左手内労宮中丹田に向き、軽く置いてから、右手の内労宮が左手の外労宮穴と向き合わせます(女性は左右反対)。中丹田を中心として時計方向により螺旋形の曲線で小から大までゆっくりと9周廻します。最後の円形の大きさは上がだん中を越えない、下が曲骨穴を越えない範囲です。9周廻してからだん中穴前で手を転換して下の左手を右手の上に置き、逆時計の方向で螺旋形の曲線で小から大までゆっくりと9周廻します。最後の1周は中丹田の周りにすこし回して、9周廻してから、手はちょうど中丹田に止めます。揉腹は腹を触れないで、力入れて腹を揉むことでもないし、腹部按摩でもありません。中丹田の意念活動です。数字も拘らないです。
揉腹
揉腹
両手を中丹田(気海穴)に置いて揉腹を行います

揉腹
揉腹循行路
点線の部分が揉腹の循行路です
範囲は気海穴を中心に
「だん中穴〜曲骨穴」を越えません


■中丹田三個気呼吸
揉腹の動作が終わったら、内気を中丹田に安定させるため、三つの気呼吸をします。 中度風呼吸法自然行功中丹田三個気呼吸と同様の手順を行います。 ただし、病状に関係なく「先に吸ってから吐く」補法の気呼吸法を行います。
中丹田三個気呼吸
中丹田三個気呼吸
男性は右手が上になります
中丹田三個気呼吸
中丹田三個気呼吸
女性は左手が上になります

■点穴回気
手と肘を印堂穴まであげて、印堂穴前で肩の同じ幅に左右へ分けて、手の内側の掌心が顔の方を向きます。 両手は軽くて拳を握り、親指を軽く人差し指の上に載せ、中指は軽く労宮穴を点きます。 そして、手の上に余る内気中丹田に戻します。 これを3回やってから両拳心を向き合せて印堂穴前で両手を合わせ、徐々に拳心を下に向けていきます。 そして、両手を中心線(任脈)に沿って下に落とし、だん中穴で指を緩めて、そのまま続けて中丹田前まで落とします。 最後は、両手が自然に身体の両側に垂れて予備功の「松静站立」の状態に戻ります。
点穴回気
点穴回気
両手を中心線(任脈)沿いに挙げます

■松静站立
中度風呼吸法自然行功松静站立と同様の手順を行います。
両手を自然に身体の両側に垂らし、予備功の松静站立の状態に戻ります。 次に口の中に溜まった唾液を3回に分けて飲み込み、中丹田へ流し込みます。この中丹田へ流れ落ちる感覚をじっくりと味わってください。この唾液を飲み込む咽津三口功は意念を中丹田に集中させるための極めて重要な功法となり、また、練功中に溜まったこの唾液は免疫力を上げる大変貴重な薬だともいわれています。 この咽津三口功を終え、2〜3分経過後、ゆっくりと舌先を下げて眼を開け、自然状態に戻ります。
松静站立
松静站立(正面)
身体全体をリラックスして立ちます
松静站立
松静站立(側面)
高い椅子にちょこんと腰掛けたような感じです

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